この規約は「首都直下型地震」などの災害が発生した時、当該時
の町会役員(埋事)は、何をすべきかの行動を記した規約です。
地縁法人 四谷四丁目町会
平成24年 災害対策委員会
災害時対応規約
地縁法人四谷四丁目町会
首都直下型地震(震度5弱)が、地震速報で発せられた際、四丁目町会役員
(理事)、は、この行動指針に沿って行動し、四丁目町内の被害状況把握、被
災者の救出、救護にあたると共に、四谷ひろばに設立される、「四谷ひろ
ば避難所運営管理協議会」・「消防」・「警察」・「区」などの行政と速
やかな連携を図り、6町会協力のもと被害の拡大を防ぐよう努める。
[災害時行動規約]
1.災害発生直後の対応(行動)
2。四丁目災害対策本部の設置
場所・集合時間・集合目印・制服の着用
3、四丁目災害対策本部の役割
責任者・被害状況把握・救護・行政との対応窓口・又、
「四谷ひろば避難所運営管理協議会」との速やかな連携を図る
4、被害収束後の災害見舞金配布要領
配布条件・金額・時期・方法 など記したものである
[首都直下型地震(震度5弱)が発生したら]
・集合場所: 四丁目災害本部(愛住寮前)
・集合人員: 四丁目副会長・防火防災部長・各理事
・避難場所: 四谷ひろば
首都直下型地震が発生したら四谷ひろばに、近隣6町会(四丁目・三丁目
・愛住町・荒木町・舟町、片町)で構成される
「四谷ひろば避灘所運営管理協議会」が設置されます。
[「四谷ひろば避灘所運営管理協議会」には]
@物資供給班1(アルファ化米炊き出し)
A物資供給班2(飲料水確保)
B庶務班(避難者数の把握、被害状況の把握)
C救護衛生班(仮設トイレ設置)
等が構成され、各6町会から各班1名ずつが選任され任務に当たります。
[地震災害に備える]
いつ来るか分からない災害(首都直下型地震)を防ぐことは不可能です。
しかし、想定しておかなければなりません。災害が発生した時、その
災害を最小限に抑えられるよう、町内で出来る皆様の助け合いは大切
な事です。大規模な地震が発生した場合、同時多発する災害・火災・
建物倒壊などに道を阻まれ救護がすぐに来るとは限りません。救護は、
消防や自衛隊と考えがちですが、直後の令を救うには時間が間に合い
ません。隣近所の住民が助け合うしかありません。
2011・3・11東日本大地震での関東は大きな揺れに見舞われま
した、高い所の物が落ち、食器棚の扉も開き、中の食器が飛び出しあ
たりに散乱した様子は生々しく記憶に残っていると思います。又、
1995・1・17の阪神淡路沖地震の時はどうだったでしょうか、
夜も明けきらぬ5時46分その恐怖は突然襲ってきました。真っ暗な中
何が起きたか分からなかったそうです。卓上の物は飛び散り散乱してい
ました。テレビ、タンスは倒れ、ガラスは割れ足の踏み場もないほどで
した。電気は点かず、真っ暗闇の中を恐怖に駆られ避難したそうです。
地震が発生した時は、何が起きたか分からず何も出来なかったそうです。
「地域防災コミュニティのイメージ」
[自助(自分)]
1.まず、自分の身(命)を守って下さい
・安全な場所で、揺れが収まるまで待つ
・火を使用していたら、揺れが収まってから火元を消します
・揺れが収まったら、避難が必要な時は避難場所へ移動します
・避難する時はブレーカー、ガスの元栓を閉めましょう
・屋外へ出る時は十分に気を付けましょう
2.家具の転倒に気を付けて下きい
・家具の転倒防具を取り付けましょう
・高い場所に物を置かないように日頃より注意しましょう
3.窓ガラス、室内のガラスが割れているかも知れません
・スリッパなどが身近に有ると安心です
4.夜中かもしれません
・懐中電灯(電池の確認)なども身近に備えておきましょう
・携帯電話の明かりも利用することが出来ます
・ガス漏れがあるかも知れません、ライター
での明り取りは厳禁です
5.火が出ていたら
・周りに大声で知らせましょう
・小さいうちに消火器などで、初期消火をしましょう
・危ないと感じたら、無理せず助けを呼びましょう
6.冬場、外は氷点下かもしれません
・厚手の衣類も冬場は準備しておきましょう
7.家族全員が家に居るとは限りません
・家族全員の安否確認をしましょう
・離れ離れになった時の待ち合わせ場所は常に確認しておきます
大ざっぱでなく、何処どこの何々の前とか、何々の下とか
で待ち合わせを確認します
・災害伝言ダイヤルも活用しましょう(パンフレット参照)
[自分の命は自分で守る]
※これらの他にも、必要な物・準備、確認をしておかなければなら
ないことは数えきれません。各人情報を集め被害が最小限に留
められるようにしましょう
[共助(町会・自治体)]
町内会の助け合いが必要です。
地震(首都直下型震度5弱)が発生したら、四谷ひろばに近隣6町会
(四丁目・三丁目・愛住町・片町・荒木町・舟町)で構成される
「四谷ひろば避難所運営管理協議会」が組織されます。この協儀会
は、四谷ひろばを避難所本部として、地域本部(新宿区出張所)
総本部(新宿区役所危機管理課)と連動し、避難誘導・物資供給など
を行います。
[災害対策本部の設置]
(この災害対策本部は四丁目独自の本部です)
・四谷ひろば隣「愛住寮(警察寮)」前に、四丁目町会として「災害
対策本部」を設置します
・震度5弱の地震速報が発せられた後(昼夜とわず)1時間以内に
集合可能な 四丁目町会役員は「災害対策本部」へ集合します
※四丁目町会役員は集合の際、定められた災害時着用の制服を着用
※町会役員、町会員の集合の目印として、定められた旗を使用
[災害対策本部の役割]
(庶務・物資供給・救護衛生の各班2名を任命する)
・災害対策本部長は当該時の町会副会長・防火防災部長が務める
・四谷ひろばに設置される6町会避難所管理運営協議会との連動、
区行政(区役所・消防・警察)との窓口として対応する
・四丁目町内の被害状況を把握する(火災・家屋倒壊・道路状況・
電気・ガス・水道・etc)
・避難してきた町民の安全を確保し、避難所への誘導を行う
・災害対策本部は、6町会で構成される「避難所運営管理協議会」
と連動後は「避難所運営管理協議会」の指揮下のもと、四丁目の
災害対策本部は解消する
[震災後の対策本部の対応]
(震災発生後2か月以内)
・震災見舞金の配布について、当該時の町会長は役員会を招集し以下について討議し決定する
@見舞金の金額の決定
A見舞金配布時期の決定
B見舞金配布方法の決定
・決定後速やかに理事会を招集、理事会の承認を得たうえで、
見舞金の配布を実施する
尚、見舞金は以下の条件にて配布する
四丁目町会員であり、前年度町会費を収めた者(個人町会員・
賛助会員)とし町会費の金額に関わらず、一律の金額を見舞金
として配布するものとする
・賛助会員(マンション・アパート・会社単位での会員は、それを1口とする)
[災害対策委員会から]
発音被害を最小限に抑える為に必要な備品の購入には、町会の災害対策費予算より補助金を支給しそれを購入することが出来る
・補助金の支給
・災害時、多種な被害の発生が考えられますが、被害の
拡大を防がなければならない
のは火災です。初期消火が最大の防御です
・今年度は、その対象備品を家庭用消火器とします
・避難訓練は積極的に参加しましょう
・地震がきたらを想定し、それぞれの対策をお考えと思いますが、
避難経路を確認しておきましよう
・地域での避難訓練には、積極的に参加しましょう
・避難には、若い元気な力が必要です、中・高生の皆様の協力をお願いします
災害時事要援護者名簿の作成
住宅地図の作成(ラミネート使用)被災状況の把握、その他